男性の「安定雇用と家事・育児時間の確保」が少子化解消になる?
 
◆厚生労働省の調査によると

少子化対策などの基礎資料を得るため、厚生労働省は、「21世紀成年者縦断調査」として平成14年10月末に20~34歳だった全国の男女とその配偶者を対象に調査を行い、さらに平成15年・16年と毎年追跡調査を実施しました。そして今回、平成16年11月に行った調査の結果が発表されました。

非婚・晩婚化は男性の不安定な雇用が原因か?

平成14年に独身だった男性のその後の結婚率の調査では、本採用の正規雇用者のうちの10.5%が2年以内に結婚していたのに対し、非正規雇用であるアルバイトやパートでは3.3%、無職では2.8%にとどまっており、正規雇用者は非正規雇用者や無職者に比べ3倍以上の率で結婚していることがわかります。
これに対し女性は、結婚率に雇用形態による顕著な差はみられず、正規雇用でも非正規雇用でも11%前後が結婚し、無職者も7.7%が結婚していました。

◆子ども誕生の鍵は夫の家事・育児

「子どもが欲しい」と考えていて、夫の休日の家事・育児時間が増えた夫婦のうち、30.4%がこの1年間に子供が誕生しましたが、逆に減った夫婦では20.2%でした。
また、平成14年の調査時に第1子がいて、その後1年以上第2子が誕生していない夫婦を分析したところ、夫の家事・育児時間が増えた夫婦では22.0%に第2子が誕生し、減った夫婦では12.4%にとどまっています。
今後の少子化対策は、男性の安定した就業と家事・育児時間の確保が重要な鍵になってくるでしょう。

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